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5. 整備・修理工事に就いて、以下の項目毎に3つあげた内、正しいもの1つに○を付けなさい。
1. 一般点検
分解に先立ち、関連部所をよく点検をし、()故障報告書、事故報告書
( )作業見積書、工事要望書
( )作業要領書、工事仕様書
と相違がないかチェックし、異なる点があればメモを残し先に進むことが大切である。
2. 分解洗浄
主要点検項目
( )往復運動部(ピストン、連接棒、クランク軸)
( )潤滑油系統(潤滑油ポンプ、潤滑油こし器、潤滑油冷却器)
( )冷却水系統(冷却水ポンプ、清水冷却器、空気冷却器)
3. 部品点検
( )注意点は?表面の状態?破損の有無?腐食の状態等である。
( )機関主要部品のチェックポイントは?シリンダカバー?ピストン?吸排気弁等である。
( )非破壊検査は?磁気探傷?カラーチェック?シャルピーテスト等である。
4. 計測
( )主要摺動部については、寸法計測結果より、偏摩耗量あるいは異常摩耗の有無をチェックし、記録しておくことが大切である。
( )クランク軸のデフレクションはダイアルゲージをクランクアームのジャーナルの中心に取り付け計測をする。
( )シリンダライナの計測は、ピストントップ・ボトム及びその中間のトップリング位置を機関軸方向に対して十字に行う。

 

6. 次の文章は検査用機器に就いて述べたものである。各項目の内正しいもの2つに○を付けなさい。

 

()1. 検査用器具、検査用機器は本船にあるものを優先的に使用するので、最小限に自社のものを用意すればよい。
()2. 工場にある検査機器の精度管理は、非常に重要であるので台帳に登録して、紛失しないよう心掛けることが大切である。

 

 

 

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